笛を吹かばあらわれん

日々の読書記録

10月5日~10月11日

10月5日~10月11日に読んだ本。

 

原子爆弾雑話 中谷宇吉郎

1945(昭和20)年10月1日頃に初出、物理学者でもあり、随筆家でもある著者によって書かれた文書。原子爆弾の発明を予言し、次の時代への祈り。

「科学は人類に幸福をもたらすものではない」という西欧の哲人の言葉は、益々はっきりと浮び上って来そうな気配がある。しかし科学というものは本来は、そういうものではないはずである。自然がその奥深く秘めた神秘への人間の憧憬しょうけいの心が科学の心である。現代の科学は余りにもその最も悪い一面のみが抽出ちゅうしゅつされている。われわれの次の時代の科学はもっとその本来の姿のものであって欲しい。

 

「味の素」発明の動機 池田菊苗著

1933(昭和8)年3月頃に初出、うま味を発明した化学者による書。

 

手術 小酒井不木

油断してたら凄く怖い話だった、なんでこの題名で油断してたんだ。

 

棺桶の花嫁 海野十三

予想の斜め上を行く怖い話だった、関東大震災よりも人が怖い。

 

柿の種 寺田寅彦

物理学者としての慧眼な文章あり、俳人としての文学的な文章ありの随筆集というか、コラム集。

 

幸福の彼方 林芙美子

恋愛の微醺 林芙美子

清貧の書 林芙美子

生活 林芙美子

朝御飯 林芙美子

文学的自叙伝 林芙美子

美しい犬 林芙美子

絵本 林芙美子

 

改めて民藝について 柳宗悦

 

暗黒星 シモン ニューコム著 黒岩涙香

海野十三の書いたものかと思った。シモン ニューコムって本当に実在したの?黒岩涙香の創作じゃないの?と思いながら読んだ。

 

世界怪談名作集 04 妖物 アンブローズ・ビアス

 

 

藍色の蟇 大手拓次

 

御崎馬のつぶやき 塩瀬エリカ著

宮崎県串間市の都井岬に生息する日本在来馬の一種。もっとも形質を純粋に保存していると言われている。

 

世界をひとりで歩いてみた 眞鍋かをり

 

モテる男のファッション戦略?モテる男の着こなしから身のこなしまで? 市川浩子著

ページ繰りが混乱する、横書きなのに、縦書きのページ遷移。

 

ともに創る日本のおもてなし ?あなたもお茶を点ててみませんか? 久保仁登美著

 

人の心を見抜く69の方法 株式会社イズムインターナショナル

 

ファンタジスタドール イヴ 野崎まど

この人ダダイスト

 

営業の急所 佐藤康行著

 

それ、パワハラです?何がアウトで、何がセーフか? (光文社新書) 笹山尚人著

労働審判の裁判例、ただし賠償金額は書かれていない。

 

<漫画>

着ていく服が見つからない コーデ苦手女子 応援コミックエッセイ 曽根愛作

 

それを恋と呼ぶのかい (あすかコミックスCL-DX) 西原ケイタ作

なんにも考えず読めて、楽しいなー。

 

煩悩寺 1 (コミックフラッパー) 秋☆枝作

ギャグだと思ったら、ラブコメだった。

 

耳は忘れない (ビームコミックス) 森泉岳人作

 

ほぼ日常 腐女子書店員の4コマ (マジキューコミックス) 木成あけび作

最近の漫画は素人と玄人の境があいまいだな、でもみんなうまい。